【注意】この文書にはより新しいバージョンが存在します: WCAG 2.1 達成方法集

WCAG 2.0 達成方法集

Skip to Content (Press Enter)

-

F25: 達成基準 2.4.2 の失敗例 - コンテンツを特定しないウェブページのタイトル

達成方法に関する重要な情報

この達成方法 (参考) の使用法と、この達成方法が WCAG 2.0 達成基準 (規定) とどのように関係するのかに関する重要な情報については、WCAG 達成基準の達成方法を理解するを参照のこと。適用 (対象) のセクションは、その達成方法の範囲について説明しており、特定の技術に関する達成方法の存在は、その技術があらゆる状況で WCAG 2.0 を満たすコンテンツを作成するために使用できることを意味するものではない。

適用 (対象)

全てのウェブコンテンツ技術

これは、次の達成基準に関連する失敗例である:

解説

これは、ウェブページにページタイトルはあるが、そのページタイトルがウェブページのコンテンツ又は目的を示していないことによる失敗例について述べている。

事例

失敗例 1

次に挙げるのは、ページタイトルとはいえない文言の例である:

  • オーサリングツールの初期設定のページタイトル。例えば、

    • "ここに HTML ドキュメントのタイトルを入れてください"

    • "無題ドキュメント"

    • "タイトルなし"

    • "無題ページ"

    • "新しいページ 1"

  • それぞれの内容を示していないファイル名。例えば、"report.html" 又は "spk12.html" など。

  • 空の (又は、意味のない) テキスト

  • 埋め草又はプレースホルダーのテキスト

訳注: 埋め草とは、空いたところや、欠けた部分を埋め補うもののこと。フィラー。埋め草(うめくさ)の意味 - goo国語辞書も参照のこと。

失敗例 2

テンプレートを用いて生成されたサイトにおいて、サイトの各ページに同じページタイトルがついている。そのため、ページタイトルによってページの違いを見分けることができない。

参考リソース

この達成方法に関する参考リソースはない。

検証

手順

  1. 各ウェブページのタイトルが、そのウェブページのコンテンツ又は目的を特定するかどうかを確認する。

期待される結果