【注意】この文書にはより新しいバージョンが存在します: WCAG 2.1 達成方法集
この達成方法 (参考) の使用法と、この達成方法が WCAG 2.0 達成基準 (規定) とどのように関係するのかに関する重要な情報については、WCAG 達成基準の達成方法を理解するを参照のこと。適用 (対象) のセクションは、その達成方法の範囲について説明しており、特定の技術に関する達成方法の存在は、その技術があらゆる状況で WCAG 2.0 を満たすコンテンツを作成するために使用できることを意味するものではない。
HTML 及び XHTML
これは、次の達成基準に関連する失敗例である:
リフレッシュの meta
http-equiv
は、定期的にページを更新したり、利用者を別のページにリダイレクトしたりするためにしばしば用いられる。もし時間間隔が短すぎ、かつ自動リフレッシュを無効にする方法がない場合、全盲の人はスクリーンリーダーでページを読み終わらないうちに、予期せずページが更新されてしまい、スクリーンリーダーがページの先頭から読み上げてしまう。目の見える利用者も、予期しないリフレッシュによって混乱させられる。
この非推奨例では、利用者ページが一定間隔で変化する。コンテンツ制作者はこの手法を「プッシュ」テクノロジーのシミュレートに用いるべきではない。制作者は、利用者がページを読むのにどれくらいの時間を必要とするかを予期することはできない。早すぎるリフレッシュは利用者を混乱させることになる。コンテンツ制作者は周期的なリフレッシュを避け、利用者自身にいつ最新の情報がほしいかを選択させるべきである。(content
属性内の数字はリフレッシュまでの秒数である。)
コード例:
<html xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml" lang="en">
<head>
<title>HTML Techniques for WCAG 2.0</title>
<meta http-equiv="refresh" content="60" />
</head>
<body>
...
</body>
</html>
(今のところ、なし。)
ドキュメント内の meta
要素を探す。
各 meta
要素について、http-equiv
属性の値に "refresh" (大文字小文字を区別しない) が含まれており、かつ content
属性の数値 (秒を表す) が 0 以上で、"; url =" (大文字小文字を区別しない) を含まないかどうかを確認する。
リフレッシュを無効にするメカニズムがあるかどうかを確認する。
2. の結果が真であり、かつ 3. の結果が偽である場合、この失敗条件が適用され、コンテンツは達成基準の失敗となる。