WCAG 2.0 解説書

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テキストによる代替:
ガイドライン 1.1 を理解する

ガイドライン 1.1: すべての非テキストコンテンツには、拡大印刷、点字、音声、シンボル、平易な言葉などの利用者が必要とする形式に変換できるように、テキストによる代替を提供すること。

ガイドライン 1.1 の意図

このガイドラインの目的は、すべての非テキストコンテンツが、テキストでも利用可能であるようにすることである。「テキスト」とは、画像文字ではなく、電子テキストを指す。電子テキストには、表現中立であるという類を見ない利点がある。すなわち、テキストは、視覚的、聴覚的、触覚的、又は任意の組み合わせによってレンダリング可能だということである。結果として、電子テキストでレンダリングされる情報は、利用者のニーズを最もよく満たすどのような形態であれ提供可能なのである。テキストはまた、容易に拡大する、読字障害のある利用者にとっても理解しやすい形で音声読み上げをする、利用者のニーズを最もよく満たす触覚形式でレンダリング可能である。

注記: コンテンツをシンボルに変換することは、発達障害や発話理解困難のある利用者のために図記号に変換することを含むが、シンボルはこういった用途に限定されない。

訳注: シンボルとは、対象となる事物を分かりやすく表現した「絵」のことを指す。シンボルの具体的な例については、JIS 絵記号と PIC シンボル - 日本 PIC 研究会及び障害者白書 平成 19 年版 コラム コミュニケーション支援用絵記号の例を参照のこと。

ガイドライン 1.1 の参考にすべき達成方法 (特定の達成基準に特有ではない達成方法)

このガイドラインにある各達成基準を満たすための達成方法は、この後に達成基準ごとに挙げられている。しかし、このガイドラインに対処するための達成方法がどの達成基準にも該当しない場合は、ここで挙げている。そういった達成方法は、どの達成基準を満たす上でも必須ではないし、十分でもないが、ウェブコンテンツの種類によってはより多くの利用者にとってよりアクセシブルにすることができるものである。

  • 音声しか含まないファイルに手話ビデオを提供する(リンク追加予定)


このガイドラインの達成基準: